アケコンのレバー交換|種類の違いと対応アケコン・手順を解説

こんにちは、ヒッポです。今回はアケコンのレバー交換について解説していきます!

「レバーを交換してみたいけど、そもそも自分のアケコンに付くのか分からない」「交換って難しそう」って思ってる人、多いんじゃないでしょうか。僕も最初はそうでした。

この記事では、メジャーなレバーの種類と特徴、どのアケコンにどのレバーが付くのか、そして実際の交換手順までまとめています。動画でも解説しているので、手元の動きを見たい人は動画の方が分かりやすいと思います。

先に結論を言っちゃうと、レバー交換自体はめちゃくちゃ簡単です。 ネジを外して、ケーブルを1本抜き差しするだけ。難しいのは「どのレバーが自分のアケコンに付くか」を調べる方なので、そこを今回のメインにしています。

目次

この記事で分かること

  • アケコンのレバー4種類(三和・ホリ・ゴールデン・韓国)の違い
  • 自分のアケコンにどのレバーが付くのか
  • レバー交換の手順(2パターン)
  • 交換前に知っておきたい注意点
3種類のレバーを机の上に並べて比較している写真
今回紹介するレバーたち

アケコンのレバーは主に4種類

まずはレバーの種類から。今回紹介するのは、メジャーなアケコンに付いていて、実際に交換の選択肢に入ってくるレバーたちです。

三和レバー(三和電子)

ほとんどの人が使ってるのがこれ、三和電子の三和レバーです。ゲームセンターのアケコンにも昔から使われてるので、一番標準的なレバーと思ってもらえればOKです。

三和レバーの中にもいくつか種類があって、ざっくりこんな感じ。

  • JLF / JLX / JLX2 — 標準的なシリーズ
  • 着脱式レバー — シャフトを取り外して持ち運びできるタイプ
  • 動作位置可変レバー — スイッチの反応ポイントをねじるだけで変えられるレバー

動作位置可変レバーはマジですごいレバーで、別記事で1本まるまるレビューしているので、気になる人はそっちも見てみてください。

手に持った三和レバーのプレート部分
三和レバーはプレートが小さく、高さも幅もコンパクト

ホリレバー(HORI)

アケコンを販売しているHORIさんが自社で開発しているレバーです。リアルアーケードPro.Nシリーズや、ファイティングスティックαなどにデフォルトで付いてます。ちなみに正式名称はHAYABUSAレバーですね。

正直に言うと、わざわざホリレバーに載せ替える人はあんまりいないと思います。逆のパターン、ホリレバーから三和レバーに乗り換える人の方が圧倒的に多いです。ただホリレバーが好きっていう方も一定数いらっしゃるので、今回紹介しました。

対応について: ホリレバーも大体のアケコンには付きます。ただQANBA DRONE2にはホリレバーは付きません(内部のスペースが限られているため)。

ゴールデンレバー(ASI)

インドネシアの ASI(Arcade Stick Indonesia) が展開しているレバーです。ASI LVLのレビューでも触れましたが、レバーレスも作ってるブランドですね。構造は後述の韓国レバーに近い形です。

鉄拳勢に定番のレバーなんですけど、その理由は後で詳しく説明します。

ゴールデンレバーのシリコン製ゴムパーツ
ゴールデンレバーの中にはシリコン製のゴムが入っている

韓国レバー

こちらも構造上シリコンが入っているタイプですが、ゴールデンレバーとはまた別物です。

日本人で使っている人はほぼいないと思います。理由は後述しますが、操作スタイルが日本と韓国で違うためです。

※動画では、韓国レバーのレバートップにASIのバットトップを装着した状態で紹介しています。「韓国レバー」と呼ばれるのは下のベース部分です。

レバーごとの特徴を比較

三和レバーホリレバーゴールデンレバー韓国レバー
メーカー三和電子(日本)HORI(日本)ASI(インドネシア)韓国メーカー各社
反発の仕組みバネバネバネ + シリコンバネ + シリコン
操作感柔らかめピーキーニュートラル戻りが速い反発が強く重め
標準ガイド四角四角(HORI標準機の実機ベース)選択可(四角/八角/丸など)円形
カスタムパーツ非常に多い—(今回は未検証)非常に多い—(今回は未検証)
主な使用層全般HORIアケコン標準鉄拳勢韓国のプレイヤー

三和レバー — 迷ったらこれ

各入力がしっかり入って、操作感は柔らかめ。あと耐久力がマジで高くて、僕が使ってるやつは3年くらい平気で持ってます(使用頻度や環境で変わるので、あくまで僕のケースです)。

公式のカスタマイズパーツも多いですし、公式じゃないMODパーツも結構あるんですよ。ネットで調べればいっぱい情報が出てくるので、一番ポピュラーで一番情報が集めやすいレバーです。

ホリレバー — 「点」で操作する感覚

ホリのレバーは中身が三和レバーとちょっと違っていて、ハウジングの形が違います。

HORIはレバーの構造として「Vカットハウジングカム構造」(特許出願中)を公開しています。公式の言葉だと「ハウジングカムの構造をおわん型からVカット型に」。カムとハウジングが「」で当たるようになっていて、点で接触するから抵抗が小さく滑らかな入力ができて、摩擦が少ないぶん耐久性も高い、という説明です。

HORI公式が公開しているVカットハウジングカム構造の解説図
動画内で紹介したHORI公式の構造図。カムとハウジングが「点」で接触する(出典: HORI公式)

※この図はHORI公式がファイティングスティックminiの特徴として公開しているものです。ファイティングスティックαなどに載っている「HAYABUSA」レバーの製品ページには構造の記載がないため、HORIの全レバーが同じ構造かどうかは要確認です。以下の操作感の話は、僕が実機を触った感想がベースになっています。

三和が「面」で操作するんだったら、ホリは「点」で操作するイメージ。 接触面を少なくすることで、より速い操作を追求してるって感じですね。

その代わりピーキーなんですよ。三和レバーと比べると「斜め入力が抜ける」と言われることが多いです。昔からゲームセンターでプレイしてる人は、基本的に三和レバーに交換することが多かったですね。

ただ今って、ゲーセンよりも家でアケコンを買ってきてプレイするって感じじゃないですか。なのでぶっちゃけどっちでもいいと思います。慣れてる方でOKです。

ゴールデンレバー — ニュートラル戻りが速い

ゴールデンレバーは中身の仕組みがホリや三和とは全く違って、ベースパーツの中にシリコン製のゴムが入ってるんですよ。

三和レバーやホリレバーは基本バネだけで反発力を生み出してるんですけど、ゴールデンレバーはバネ + シリコンの反発力を使ってます。ニュートラルの戻りを比べると、体感で明らかにゴールデンレバーの方が速いです。

ニュートラル戻りをめちゃくちゃ重要にしてる鉄拳で、すごく使われてるレバーですね。僕が見ている範囲では、鉄拳のプロゲーマーやトッププレイヤーはほぼゴールデンレバーという印象です。

スト6でも一部のマニアックな人が使ってます。ニュートラルの戻りが速くなると昇竜拳のスピードが上がったり、22入力(下下入力)が速くなったりするので、そういうキャラを使ってる人はこっちという感じですね。

さらにゴールデンレバーはガイド(入力を補助するパーツ)の種類がめちゃくちゃ豊富なんですよ。この穴に沿ってレバーのシャフトが動くので、

  • 丸のガイド → 円を描く入力がやりやすい
  • 八角ガイド → 八角の入力がやりやすい

という具合に操作感が変わります。変形した特殊なガイドもいっぱいありますし、シャフトの太さやアクチュエーター(シャフトの動きをスイッチに伝える部品)の大きさも全部変えられるので、とにかくこだわりたい人向けのレバーです。

韓国レバー — 日本人にはかなり難しい

韓国レバーもバネに加えて中にシリコンが入っていて、反発力がとにかくでかいレバーです。反発が強くて、しかもガイドが円形なので、日本人だと操作がめちゃくちゃ難しいです。

なんで「日本人だと」って言ってるかというと、韓国だとこっちの方がメジャーなんですよ。日本人と韓国人で操作方法が違っていて、

  • 日本人 → 指先で動かす
  • 韓国の人 → 手首からがっつり入力する

という違いがあります。だから重めのレバーでよくて、四角ガイドじゃなくて円形でもいいわけですね。

注意点: 韓国レバーはベース部分の一部がボコっと出っ張ってます。これがあると標準的なアケコンにはそもそも付きません。付くのは ASI の VM6R というアケコンケースや、ISTMALL のアケコンなど、かなりマニアックな機種に限られます。

韓国レバーのベース部分
この出っ張りがあるため、標準的なアケコンには収まらない

どのアケコンにどのレバーが付くのか

ここが一番知りたいところだと思います。順番に見ていきましょう。

三和レバーは基本的にどのアケコンでも付く

三和レバーは作り自体が省スペースなんですよ。プレートも小さいし、中の高さも低くて、幅も一番コンパクトにできています。

なので一般的なアケコンならほぼ問題なく付きます。ただし後で触れるPUNK WORKSHOPやKASSAIのように内部構造が特殊な機種もあるので、購入前に自分の機種名で情報を探しておくと確実です。

三和レバーしか付かないアケコン

逆に、三和レバー(または最初から付いている自社製レバー)しか選べないアケコンもあります。ここは「何が選べるのか」を先に見た方が分かりやすいと思うので、表にまとめました。

アケコン選べるレバーなぜそうなるのか
QANBA DRONE2三和レバーのみ本体がコンパクトで内部のスペースが限られる。ベースの大きいレバーは物理的に入らない
PUNK WORKSHOP(PWS FSシリーズ)標準は自社「PWS Lever」か三和レバー。ただし非公式MODパーツを足せば三和・セイミツ・ゴールデン・ノビまで対応(下記)レバーの取り付け部が独自構造だから。マウンターを交換すると他社レバーの取り付け寸法に合わせられる
VARMILO KASSAI実質三和レバーのみレバーベースが三和電子製(公式)。シャフトを引き上げてスライドさせる着脱機構など内部が特殊

DRONE2はベース部分(レバー下側の本体パーツ)が大きいレバーはそもそも入りません。韓国レバーやゴールデンレバーはこのベースがでかすぎて入らないですし、セイミツのノビレバー(セイミツ工業のレバー。ゴールデンレバーよりさらに背が高い)も入らないです。

DRONE2は一応レバー交換ができるのがポイントなんですけど、基本は三和電子のレバーを付けるイメージでいるといいと思います。

PUNK WORKSHOP は「自社レバー + MODパーツ」で考える

PUNK WORKSHOP のレバーアケコン(PWS FSシリーズ)は、そもそも自社レバーの「PWS Lever」が用意されてます。ここが他のメーカーとちょっと違うところ。公式ページによると、こんなレバーです。

  • 価格 6,600円(税込)
  • レバーの外側を上に持ち上げて着脱できる構造。PWS FSシリーズ用の設計で、他のデバイスに付けるには改造が必要
  • シリコンラバー版とスプリング版の2タイプがある(シリコンの方はニュートラル戻りの速さ重視、スプリングの方は一般的なバネの戻り)
  • 35mmレバーボール(ブラック)・ステンレスシャフト・ダストワッシャー2枚が同梱

つまりゴールデンレバー的なシリコン戻りを、純正パーツのまま選べるのがPWSの面白いところですね。(出典: PUNK WORKSHOP JAPAN 公式)

そのうえで、非公式のMODパーツを足せば他社のレバーも付きます。 くろまき工房さんがBOOTHで出している「PWS FS用レバーマウンター」がそれで、公式の情報だとこうなってます。

  • 対応ケースは PWS FS-30 / FS-24
  • 小(880円) … PWS FS標準レバー・三和JLF/JLX系
  • 大(1,760円) … 上記に加えてセイミツ系全般・ゴールデンレバー(1.5mmスペーサー併用)・ノビレバー(3mmスペーサー併用)まで対応
  • GレバーPro対応版(1,760円)もあり。ただしシャフト等での調整が必要

注意点: あくまで個人制作の非公式パーツで、使用は自己責任です。純正パーツの取り外しにはT9レンチが必要(BOOTHの説明によると現在販売中止)。在庫や仕様は変わる可能性があるので、買う前にBOOTHの商品ページで最新の説明を読んでください。

ほぼ何でも付くアケコン

逆に、三和もゴールデンもノビレバーも、基本的に何でも付くアケコンがこちら。現行販売されているものベースです。

  • MadCatz TE3
  • M-GAMING A01(ネモ選手監修モデル)
  • ASI VM6R
  • ISTMALL のアケコン
  • Victrix Pro FS ※下記注意

※このリストは動画時点で僕が把握している範囲のもので、全機種で実際に組んで確認したわけではありません。購入前にご自身でも確認をお願いします。

Victrix Pro FSだけ補足があって、旧型(タッチパッドが付いていないモデル)だと、ノビレバーを付けるとケーブルの長さが足りなくて付かないそうです。タッチパッド付きになると付くという話は聞いていますが、僕は実機を見ていないので検証はしていません。旧型でもゴールデンレバーは付いていたので、ノビレバーだけちょっと注意という感じですね。

※Victrix Pro FS はPS4版とPS5版が別製品で、PS5版がタッチパッド付きです。

条件付きで付くアケコン

ここが少しややこしいところ。手間をかければ付くというパターンです。

QANBA TITAN

TITANでゴールデンレバーとノビレバーを使うときは、結構面倒くさいです。

ゴールデンレバーの場合

ゴールデンレバーに付属するプレート(旧GLプレート・新GLプレートどちらも)ではなく、韓国レバーに付属するプレートに交換すれば付くそうです。これを手に入れるには、ATTASAさんなどで韓国レバーを買えば付いてきます。プレート単品でも売っているかもしれませんが、なければレバーごと買うしかないですね。

ノビレバーの場合

デフォルトでは付きません。以下が必要になります。

  1. セイミツさんの SSベース(プレートが小型化されたもの)に付け替える
  2. シャフト調整パーツを買う(ノビレバーはシャフトが長く、ゴールデンレバーよりさらに高さが必要なため)
  3. TITANの裏蓋を開けっぱなしにする(裏面に穴が開いているので、そこを開放する)

ちょっと一手間いりますが、TITANはこの小型さでどのレバーでも付けられるというのであれば、選択肢としてはめちゃくちゃアリだと思います。

※補足(2026年7月時点): セイミツ工業からは最初からSSベース仕様のノビレバー(LSX-NOBI-01-STD-SS / LSX-NOBI-01-PRO-SS)も販売されています。公式によると、SSベースを標準搭載したうえでシャフトも4mm短くした特注品が付くとのことなので、上の1と2の手間をまとめて省ける可能性が高いです。ただしTITANに実際に収まるかは僕は未検証なので、購入前に販売店へ確認してください。なお標準ガイドは別売です。

HORI ファイティングスティックα

前にレビューした通り、ファイティングスティックαは中の高さがめちゃくちゃ薄いアケコンです。

なので高さがあるゴールデンレバーだと付きません。ただ、裏面の蓋のバリらしき部分を削り取ってあげると付くという話です(僕は未検証)。いずれにせよ加工が必要になっちゃいますね。

それより大きいノビレバーはめちゃくちゃ面倒くさそうでした。一応、ノビレバーの付け方をツイートされている方がいたので、動画の概要欄にリンクを貼っています。頑張ってでも付けたい人はそちらから確認してみてください。結構大変そうです。

今回紹介できなかったもの

  • セイミツレバー / ノビレバー — 手元にないため情報のみ
  • QANBA グラビティレバー — 今回は触れていません

しばらくしたら、グラビティレバーやセイミツさんのレバーも合わせて検証していけたらと思っています。

レバーの交換手順

ここからは実際に交換していきます。

今回は構造が独特なDRONE2と、一般的な構造のMadCatz TE2+の2パターンでお見せします。「自分が使ってるアケコンは別のやつなんだけど」という方も多いと思いますが、ぶっちゃけどのアケコンもほぼ同じなので、これだけ見れば自分のアケコンでも交換できるようになると思います。

用意するもの

  • プラスドライバー(100均で売っているもので十分)
  • マイナスドライバー(レバーボールを外すのに使用)
  • 交換用のレバー

パターン1: QANBA DRONE2(本体側にレバーが固定されているタイプ)

DRONE2は特殊で、天板側じゃなくて本体側にレバーが固定されています。基本的なアケコンは天板側に固定する形なので、ここが違います。

  1. レバーボールを外す — DRONE2はレバーが本体側に固定されているので、レバーボールが付いたままだと天板が外せません。裏面のシャフト先端にマイナスドライバーが刺さるようになっているので、そこに差し込んでレバーボールをくるくる回すと取れます
  2. 天板を開ける
  3. ケーブルを抜く — 基板とレバーをつないでいるケーブルがあります。グッと引っ張れば簡単に抜けます
  4. 四隅のネジ4本を外す — 普通のドライバーでOK
  5. レバーを引っ張って抜く
  6. 新しいレバーを入れて、ネジ止め、ケーブルを挿す

これで交換終わりです。めちゃくちゃ簡単。

DRONE2裏面のシャフト先端を指し示している
レバーボールはシャフト先端にマイナスドライバーを挿して回すと外れる
ドライバーでレバー固定ネジを外している
四隅のネジ4本を外すだけ

パターン2: MadCatz TE2+(一般的な構造)

こちらは基本的に他のアケコンと大体同じ付け方です。

基板から伸びているケーブルの先がレバーのソケットになっています。さっきのDRONE2や他のアケコンと一緒ですね。

MadCatz TE2+の内部で基板から伸びるレバー用ソケットを手に持っている
基板から伸びているこれがレバーのソケット
  1. レバーボールを外す(後から付けるため)
  2. 本体を開ける — TE2+は天板側にレバーが固定されています
  3. レバーのソケットからケーブルを抜く
  4. レバーの固定ネジを外して、古いレバーを取り外す
  5. 新しいレバーを固定して、ネジを締める
  6. ケーブル(ソケット)を挿す — 爪の向きを合わせて挿し込むだけ
  7. シャフトカバーとダストカバーをシャフトに上から通す
  8. レバーボールを取り付けて締める — 裏側のシャフト先端にマイナスドライバーを差し込んで、くるくる回すとしっかり固定されます

※カバー類はシャフトに上から通す部品なので、レバーボールより先に入れてください。順番を逆にすると入りません。

天板に取り付けたレバーのレバーボールを手で締めている
最後にレバーボールを締めれば完了

もしレバーボールが取れやすくなってしまったという人は、ここを締め直してあげるだけで直ります。緩んじゃったら締めてあげてください。

ソケットの構造について

ソケット部分は爪が引っかかる形になっています。フックの部分を合わせて挿してあげるだけで終わりです。

レバーのソケットとファストン端子
爪の向きを合わせて挿し込むだけ

ゴールデンレバーは配線方式が違う

今紹介したソケット式に対して、ゴールデンレバーなどで使われているスイッチは固定方法が違います。 ソケットがなく、スイッチの金属端子にケーブル側の平型端子(ファストン端子)を差し込む形です。

  • スイッチの上側に出ている部分 → 黒い線をつなぐ
  • 下側 → 移動方向に対応するケーブルをつなぐ

※配線の詳細は使用するレバー・スイッチの仕様によって変わります。実際の作業時は製品の説明書を確認してください。

交換前に知っておきたい注意点

保証シールを剥がすと保証対象外になる場合がある

たまに「アケコンの中を開けたら保証対象外になります」というアケコンがあります。QANBA Obsidian(Obsidian2のレビューはこちら)とか、あのあたりが確かそうだったと思います。

保証のシールが貼ってあって、それを剥がさないと中を開けるためのネジ穴が出てこないという構造になっていたりするんですよね。

一番最初はちょっと不安かもしれませんが、交換したい場合はそれを取って進めることになります。購入直後で初期不良の可能性が残っている間は、開けない方が無難です。

※保証条件はメーカー・モデル・購入時期によって変わります。作業前に必ずお手元の製品の保証書・公式サイトを確認してください。

分解・改造は自己責任で

当たり前の話ですが、分解・改造は自己責任になります。作業中の破損についてはメーカーも当サイトも責任を負えないので、不安な場合は無理をせず、交換代行サービスの利用も検討してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. レバー交換は初心者でもできますか?

はい、できます。ネジを外して、ケーブルを1本抜き差しするだけです。動画を見ながらやれば、初めてでも問題ないと思います。難しいのは作業より「どのレバーが付くか調べる」方です。

Q. どのレバーを買えばいいか分かりません

迷ったら三和レバーです。どのアケコンにもほぼ付きますし、標準的な操作感で情報も多いです。鉄拳でニュートラル戻りの速さを求めるならゴールデンレバー、という選び方になります。

Q. 自分のアケコンに付くか分からないときは?

内部の高さとスペースがポイントです。コンパクトなアケコン(DRONE2など)は三和レバー以外が入りにくく、薄いアケコン(ファイティングスティックα)は高さのあるレバーが入りません。判断がつかない場合は、同じ機種で交換している人の情報を探すのが確実です。

Q. ゴールデンレバーと韓国レバーは何が違いますか?

どちらもシリコンを使った構造ですが、ゴールデンレバーはASI(インドネシア)の製品で、ガイドやシャフトなどカスタムパーツが非常に豊富です。韓国レバーは反発が強く円形ガイドが標準で、日本人の操作スタイルには合いにくく、対応するアケコンも限られます。

Q. レバーボールが緩んできました

シャフト先端にマイナスドライバーを差し込んで締め直せば直ります。工具さえあれば1分で終わります。

Q. ボタンも一緒に交換できますか?

できます。ボタン交換は別記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてください。中を開けるついでにやってしまうのが効率的です。

Q. 交換したレバーは元に戻せますか?

戻せます。外したパーツ(特にネジとダストカバー)を無くさないように保管しておけば、元の状態に復元できます。

まとめ

アケコンのレバー交換について解説しました。

結論として、作業自体はめちゃくちゃ簡単です。 初めてでも動画を見ながらやれば問題ないと思います。

大事なのは自分のアケコンにどのレバーが付くかを先に確認すること。ざっくりまとめるとこうです。

  • 迷ったら三和レバー — ほぼ全機種に付く、標準的な操作感
  • 鉄拳でニュートラル戻りを速くしたいならゴールデンレバー — ただし対応機種を要確認
  • DRONE2・KASSAI は基本的に三和レバー(または純正レバー)
  • PUNK WORKSHOP は標準だと自社レバーか三和。MODマウンターを足せばゴールデンやノビまで広がる
  • TITAN・ファイティングスティックα は手間をかければ他も付く

レバーを変えると操作感がガラッと変わるので、今のアケコンに不満がある人は、買い替える前にレバー交換を試してみるのはかなりアリだと思います。

逆に「レバーを変えても限界がありそう」という人は、本体ごと見直すのも手です。→ レバーアケコンおすすめランキング【2026年版】

三和レバーはどこで買う?

とりあえず1本買ってみるなら、定番の JLF-TP-8YT-SK(平鉄板・シャフトカバー付き)でOKです。Amazonでも三和電子の公式ストアでも買えるので、2026年8月14日時点の価格を並べておきます。

販売先本体価格(税込)送料レバーボール
Amazonで三和レバーの価格を確認する4,157円無料(Amazon.co.jp発送)黒が付属
三和電子公式ストア3,113円605〜1,155円(11,000円以上で無料)別売(209円〜)

レバー1本だけなら、送料とレバーボールを足すとだいたい同じ金額になります。ボタンも一緒に替えるとか、パーツをまとめ買いするなら公式ストアの方がお得ですね。

※価格や在庫は変わる可能性があるため、最新情報は販売ページでご確認ください。

レバーごとの細かい違いについては、話し始めると30分以上かかりそうだったので、また別の動画・記事で取り上げる予定です。

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。Amazonのアソシエイトとして、鉄ストゲーマーは適格販売により収入を得ています。