HAUTEの薄型レバーレスアケコン比較レビュー:初心者必見!S16、M16、HAUTE miniの選び方ガイド【HAUTE42】【アケコンレビュー】

今回はHAUTEの大人気薄型レバーレスアケコン、S16(Sシリーズ)、M16(Mシリーズ)、そしてHAUTE Board miniの3つを詳しくレビューします。
それぞれの特徴や使い勝手を比較しているので、アケコン選びの際の選択肢してもらえたら嬉しいです!

細かい部分はレビュー動画をチェック!

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1.1 コスパ抜群、入門用から~最高クオリティの薄型レバーレス3種類を紹介

1.1.1 HAUTE Board mini

HAUTE Board miniは、小型ながら機能性に優れたアーケードコントローラーです。

HAUTEの中で最も小型のアーケードコントローラー
コンパクトなデザインで、持ち運びに便利です
ズボンの後ろポケットに入るレベル

  • アクリル素材でキーボードスタイルのボタン
    アクリル素材を採用し、キーボードのような操作感。
  • キーボード操作感覚と反応の良さ
    ボタンの操作感覚と反応が良好で、スイッチも好みにカスタマイズ可能。
  • 携帯にも適し、手頃な価格設定
    5000円以下で買うことができるお試し&携帯用レバーレスアケコン。

バック、スタート、L3、R3ボタン搭載
基本的な操作をカバーするホーム、バック、スタート、L3、R3ボタンが装備されています。

シンプルなデザインで滑り止めなし、使用感は問題なし
滑り止めがないシンプルなデザイン。100円ショップなどで滑り止めシートを貼るのがおススメ。

1.1.2 S16(Sシリーズ)

S16は、Gシリーズと同じサイズで、全てのボタンが大型の30mmサイズになっています。

またボタンの高さがGシリーズより低く、押し込んだ際に天板と平になります。

S16とG16のサイズ比較。大きさは全く同じ、ボタンの好みによって選ぶのが良い。
  • 滑り止めパーツとキースイッチ取り外し可能
    S16は、使用者が自由にカスタマイズできる設計を採用しています。
    ロープロファイルのキースイッチの交換が可能。
  • LEDセッティング説明書とラズベリーパイ基盤使用
    全シリーズ共通ですが、操作パネルのLEDライティングは自分好みにカスタマイズでき、ラズパイ基盤の採用によりマッピング設定の自由度が高いです。
操作時のライティングとミニモニターの画面

1.1.3 M16(Mシリーズ)

M16(Mシリーズ)は、その高級感と洗練されたデザイン、ボタンのクオリティが他のシリーズより1歩抜けたHAUTE最上位シリーズです。

  • 傾斜がついたデザインで汚れにくい材質
    手首部分には傾斜が取り入れられ、天板は汚れが付きにくくなっています。これにより、長期間使用しても美しい外観を保つことができます。
  • 30mmのボタンで滑りにくいデザイン
    プレイ中の安定感を重視し、30mmの大型ボタンが採用されています。
    グリップが効くキーキャップで、正確な操作が可能です。

RS、LS、ターボボタンなど、多彩なオプションボタンが装備
滑り止めのゴムが裏面に標準装備。膝置きの場合は別途滑り止めシートを貼った方が良い
  • ライティング機能と高い耐久性、少し重いが持ち運びについては許容範囲
    ライティング機能があり、視覚的にも楽しめます。
    材質がアクリルでないため耐久性は高いですが、他のシリーズと比較すると少し重いです。
  • サイズはGシリーズやSシリーズより大きめ、Tシリーズより小さい
    他のコンパクトなシリーズと、最も大きいTシリーズの中間のサイズで重量と合わせて安定した操作性を実現。
  • ボタンのストローク幅が狭く、素早い反応と効率的な入力可能
    ボタンのストローク幅が狭く設計されており、素早い反応と効率的な入力が可能です。
    他のシリーズと比べ最も有能な箇所。よりシビアな入力をしたいプレイヤーに適しています。

M16は他のシリーズよりも高さが低く設計されている

2.1 各ゲームでの設定、操作方法

各タイトル固有の操作方法については以前の記事で紹介したので、気になる方はチェックしてみてください。

2.1.1 「ストリートファイター6」でのボタン設定

スト6での操作について説明した項目

  • 左手の親指を少しずらしてインパクトボタンを押せるように配置
    • パリィボタンもすぐに押せる位置に配置
  • モダン操作でのボタン配置
    • 必殺技ボタンを弱P下に配置⇒対空がすぐに出せる
    • 中P下にアシストボタン設定⇒人差し指でホールドしながら中強攻撃を押す
    • SAは大Pの右に設定して小指で操作
    • 右手側の余った2つのボタンには投げを配置

2.1.2 「鉄拳8」でのボタン設定

鉄拳での操作について説明した項目

  • レバーレス設定(左下、右上など)
    • 追加移動ボタンの配置説明
  • 鉄拳におけるレバーレスの利点と問題点
    • ステップ入力が多く、指操作が疲れる
  • 鉄拳でのコマンド入力の簡略化
    • 波動拳コマンドやステップの簡単さ
      • 1P、2Pの入力の難易度について説明
    • 山ステや最速風神拳の説明
      • ステップ後の入力方法
      • レバーレスでの簡便さを強調

2.1.3 HAUTEの基盤について

HAUTEは基盤にラズベリーパイを採用しています。
その汎用性と安定性により、多彩な設定を行うことができます。

※ラズパイについての解説は今回しないので、詳しく知りたい方はググってみてください。
1つ注意なのは設定を弄る際は必ずバックアップを取ってからにしてください。

アケコン専用の基板ではないのでアケコン情報ごと吹っ飛んで動かなくなります。

総評

HAUTE Board mini は小型で安価ながらもお試し&携帯用としては申し分ない操作性でした。正直舐めてた。


S16も価格&携帯性は抜群なので、ボタンサイズと高さ考慮しつつG16と比較するのがいいと思います。
miniよりも本格的にレバーレスを試したいorそのままメイン機にしたい場合におススメ。

最上位シリーズのM16は他のシリーズと比べ材質、ボタン回りの設計のクオリティがより高く
ガチ勢におススメ。サイズ感も小さすぎず重すぎず、安定性を重視しているのだと思われます。

とにかくボタンのストロークは他よりも短いのが利点of利点。

ラズパイ基盤なので設定・バックアップは簡単に行えます。
PS5には対応していないため、Brookのコンバーター等を使用する必要がある点は注意。

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